寂しがり屋な猫も、自立心が強い猫も、スキンシップをたくさんとってくれて面倒を見てくれる人は大好きです。
一緒に生活している相手なので、コミュニケーションを積極的にとって猫と仲良くなりましょう。猫と仲良くなることで、猫が飼い主を困らせるような行動を取らなくなります。
そこで、猫とどうコミュニケーションをとれば良いか分からない人のためにコミュニケーションのとり方をご紹介します。
猫と仲良くなるためのポイント
猫はいきなり馴れ馴れしくされると警戒してしまいます。まずは信頼関係を築くことから始めましょう。猫のペースに飼い主が合わせることが大切です。
猫に飼い主の匂いに慣れてもらおう
猫は見た目ではなく匂いで相手を認識しています。猫が匂いを嗅ごうとしていたら、嫌がらずにじっとし、気が済むまで嗅がせましょう。
ちなみに、自分から猫に匂いを嗅がせに行くと逃げられてしまうことがあります。また、匂いを嗅いでいる時にちょっかいを出してしまうことも猫に嫌がられるため注意しましょう。
もし匂いを嗅いだあとに体を擦り付けてきたら、あなたに心を許している証拠です。猫の尻尾がピンと立っていたり、逃げずに近くにいたら遊んで欲しいと思っているため、一緒に遊んでスキンシップをとりましょう。
子猫の状態からたくさんスキンシップをとろう
猫が子猫なら、飼い主のことを母猫と思っています。母猫が子猫の毛づくろいをしてあげるように優しく猫の体を撫でてあげることで猫は安心します。特に顔まわりのマッサージは猫が一番気持ちいい箇所。子猫の頃からスキンシップをたくさんとってあげることで成猫になってもスキンシップが好きになります。
猫の抱っこの仕方
猫は抱っこに慣れていません。いきなり抱っこすると猫が嫌がる可能性があります。
まずは抱っこが気持ちのいいスキンシップだと思うように、抱っこした後は顔まわりのマッサージをしてあげましょう。
抱っこする際は、前足だけ持って猫を持ち上げたり、後ろ足が不安定な状態だと猫が怖がってしまいます。片手でしっかりと猫の肩を掴み、もう一方の手で猫のお尻から後ろ足を抱え、安定させましょう。そうすることで猫が安心して身を任せてくれます。
抱っこから解放されたいそぶりを見せた時はすぐに解放してあげましょう。無理やり続けると抱っこが嫌いになってしまいます。
抱っこのタイミング
食後や空腹時、排泄直後やグルーミングしている時に抱っこすると猫は嫌がります。
リラックスしている時や、ゴロゴロ喉を鳴らして甘えてきた時に抱っこしてあげましょう。
猫が嫌いなタイプ
うるさい・騒がしい人
猫は警戒心が強いため、大きい声や音が苦手です。子供の大声や猫を見てキャーと叫ぶ方など、大きな声を出すと嫌われてしまいます。静かに接することを心がけましょう。
男性よりも女性に懐く
猫は低い声よりも高い声の方が聞き取りやすい動物です。男性よりも女性に懐きやすいのはそのためです。猫に話しかけるときは比較的高めの声で、ゆったりと話しかけましょう。
子供よりも大人の方が安心する
猫は落ち着いた態度で接してくれる人に安心します。子供は動きも速く、突拍子もない行動をするため苦手なようです。猫のために静かな空間作りをしましょう。