多頭飼い 猫を迎える前に

猫を2匹以上飼うには?仲良く生活してもらう方法

猫を多頭飼いする方法

初めて猫を飼う方も、もうすでに猫を飼っている方も、2匹目の猫を迎えようとするときは不安があると思います。

今まで1匹の世界だった猫にとっても、新たに2匹目が登場することはストレスになってしまうかもしれません。

そこで今回は、新たに猫を迎い入れる場合でも猫同士仲良くなってもらうにはどうすれば良いか、ご紹介していきます。

猫を多頭飼いする方法

2匹以上動物を飼うことを多頭飼いと言います。

猫の場合もともと単独行動をするうえ、1日の3分の2を眠って過ごします。そのため、猫が1匹でいるから可哀想という理由で新たに猫を迎え入れるのは見当違いです。

新たに猫を迎え入れたことによってもともといた猫がストレスを感じるようになったり、仲良くなってくれない可能性があります。

多頭飼いする場合、猫同士の相性がとても重要になってきます。まずは相性の良い猫の組み合わせをご紹介します

相性の良い猫の組み合わせ

先住猫 新入り猫 理由
親猫 子猫 猫の親子は、たとえ成長したとしても親子関係が続くため、相性が良い。
子猫 子猫 子猫同士はお互いに遊び相手になるため良い組み合わせ。子猫の頃からともに過ごすことで性別関係なく仲良くなる。
成猫 子猫 先住猫が成猫の場合、子猫が後から来ても敵にならないため、受け入れやすい。
成猫メス 成猫オス オスとメスは仲良くなりやすい組み合わせ。妊娠させたくない場合、必ず去勢・避妊手術をしよう。
成猫メス 成猫メス メス同士は縄張り意識が低いため、トラブルは比較的少ない。

多頭飼いをするなら子猫同士が仲良くなりやすいためオススメです。

続いて相性の悪い組み合わせをご紹介します。

相性の悪い組み合わせ

先住猫 新入り猫 理由
成猫オス 成猫オス 成猫のオス同士は縄張り意識が強いため、トラブルが発生しがち。仲良くなる可能性もある。
老猫 子猫 老猫にとって子猫はストレスに感じやすい。ずっと1匹だった老猫に子猫は負担になるため避けよう。

相性を判断するお試し期間を設けよう

猫の相性を確かめるお試し期間を設け、猫同士仲良くなれそうか判断しましょう。1〜2週間あれば相性を判断できます。

新たに迎え入れる猫の飼い主さんに相談してみましょう。

2匹目を迎えるときのポイント

相性の良い組み合わせでも、2匹目の猫の迎え入れ方によって仲良くなってくれなかったり、トラブルが発生する可能性があります。以下のポイントに注意しましょう。

いきなり対面させない

突然新たな猫が生活環境に侵入してくることは、先住猫にとって大きなストレスになります。いきなり猫同士対面させずに、別の部屋で飼うか、ケージの中で生活させましょう。

新入り猫の匂いや行動音でお互いの存在を認識します。

その後新入り猫をケージに入れた状態で先住猫に対面させます。最初はお互いに興奮状態になるかもしれません。落ち着いて大人しくなったら、新入り猫を外に出してあげましょう。

先住猫をしっかり可愛がること

新たに猫を迎え入れるとどうしても新入り猫を可愛がってしまいがちですが、そうすると先住猫がストレスを感じてしまいます。食事の面でも遊びの面でも、先住猫を必ず優先しましょう。

離れられる場所を確保する

生活環境が変わることで猫がストレスを感じ、猫同士がケンカをしてしまうことがあります。お互いに距離を保てるよう、避難場所を用意しましょう。

子猫が登れないような高い場所、成猫が入れないような狭い空間を用意することがオススメです。

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