猫といい関係を築くためにとても大切なのが「猫と遊ぶこと」です。
しかし、猫とどんな遊びをしてコミュニケーションを取ったら良いか分からないという飼い主さんもいると思います。
そこで今回は、猫が喜ぶ遊び方と、遊ぶうえで気をつけたほうがよいポイントをご紹介していきます。
ポイント
- 猫の本能を掻き立てる遊び方をして猫に本気で遊んでもらおう
- 短期集中で目一杯遊んであげよう
- 猫と遊ぶ際には必ずおもちゃを利用しよう
猫の「狩猟本能」を掻き立てる遊びをしよう
猫はもともと狩りをする動物なので、狩猟本能が呼び起こされるような遊び方がベストです。
おもちゃを獲物のように動かして猫に近づけることで楽しんで遊んでもらえます。
もともと猫は遊ぶことが大好きなので、一緒に遊んでコミュニケーションをとり、ついでに猫の運動不足も解消しましょう。
猫と遊ぶときは短期集中がオススメ
猫と遊ぶときにやってしまいがちなのが、ダラダラと長時間遊んでしまい、猫も飼い主さんも遊びに飽きてしまうこと。猫におもちゃを与えたまま放置していませんか?
遊ぶときにオススメなのが、短期集中で全力で遊ぶこと。猫は身体能力は高いのですが、持久力は少ないため15分も遊べば疲れてしまいます。これだけでも猫とコミュニケーションがしっかり取れ、愛猫の性格や身体能力の状態が分かります。
猫が遊んでほしそうにしているサインとは?
猫は飼い主さんに遊んで欲しいときは様々な行動で表現します。以下に紹介する猫の「遊んでサイン」を見逃さず、たくさんかまってあげましょう。
- 猫がこちらを見ながら横になっておなかを見せてきたとき
- 飼い主さんの足もとに頭をスリスリさせ、甘えてきたとき
- こちらの様子を伺うようにじっと見つめてきたとき
おもちゃで猫に全力で遊んでもらおう
猫と遊ぶ定番のおもちゃといえば、「じゃらし棒」です。スタンダードな存在であるじゃらし棒でも、あなたの使い方次第でさまざまな遊び方ができます。
じゃらし棒で猫を喜ばせるには、最初に紹介したように猫の狩猟本能をどれだけ呼び起こせるかが重要です。じゃらし棒を獲物に見立てて動かし、猫に全力で遊んでもらいましょう。
遊ぶ際のポイント
- おもちゃの色は壁や床と違うものを選ぶ
- 飽きたら別の遊びに切り替える
- 最後は獲物を捕獲させる
- 猫が口を開けて呼吸し始めたら終了のサイン
虫の動き
虫のカサカサとした動きは猫の狩猟本能を刺激する動きです。布の下でじゃらし棒を動かし、葉っぱの下で動く虫の様子を表現します。布の下であっちこっちに動かし、猫が気づいたら布の中に引っ込めるなどして、最後には捕獲させてあげましょう。
ネズミの動き
猫と犬猿の仲のネズミ。すばしっこい動物なので、猫が捕まえそうになったらサッと逃げるなど、猫の狩猟本能を高めるような動きをさせましょう。猫が飛びついてきたら暴れるような動きをさせ、猫と格闘させます。再度噛み付いたら捕獲させて達成感を味わってもらいましょう。
鳥の動き
鳥の動きをじゃらし棒で表現するなら、釣り竿式のじゃらし棒を用意しましょう。
最初は床の上でパタパタとさせ、猫が飛びかかってきたら上空に跳ね上げて逃げましょう。猫が着地するとともにじゃらし棒も着地させ、また跳ね上げます。猫が3〜4回ジャンプして掴みかかってきたら捕獲させてあげましょう。