猫を迎える前に、これから猫が住んでいく家の環境を見てみましょう。猫にとって家の中は危険で溢れています。特に子猫は好奇心旺盛なので、危険なところがないように環境を整えていきましょう。
部屋の環境を整える
猫にとって危険な場所
ベランダに飛び出さないようにしましょう
猫は高いところが大好きな動物です。ベランダからジャンプして落下してしまわないように、パーテーションなどを設置してベランダへの道を塞ぎましょう。
エアコンの風が直接猫に当たらないようにしましょう
特に冷房は猫の体温を奪ってしまうため危険です。風の向きに注意して猫に当たらないようにしましょう。
狭い空間は塞いでおきましょう
狭い空間に猫が入り込んでしまい、そのまま抜けられなくなってしまう場合があります。狭い空間や隙間には物を置いて塞いでおきましょう。
台所に立ち入らせないようにしましょう
台所は猫にとって危険なもので溢れています。水や火、刃物などに近づけないよう、ゲートなどを設置して猫が入れないように工夫しましょう。
水場に立ち入らせないようにしましょう
お風呂やトイレなど、水場は猫にとって興味を引く場所でもあり、危険な場所でもあります。水の中に転落して溺れてしまわないよう、トイレは蓋を下ろしておく、風呂場に水が溜まっているときは蓋をしておきましょう。
電気コードにはカバーをしておく
猫が電気コードをかじってしまい、ショートさせたり、感電してしまう可能性があります。電気コードにはカバーなどをつけ、電気コードを直接かじらせないように工夫しましょう。
観葉植物・アロマオイルにも注意
見た目は綺麗な観葉植物でも、葉っぱなどに毒性がある場合があります。猫がかじってしまい大変なことにならないように、毒性のある観葉植物を設置しないようにしましょう。
また、人にとって癒しをもたらすアロマオイルですが、嗅覚の発達している猫にとっては強烈な臭いとなります。精油を猫が舐めてしまうのも大変危険なため、猫を飼う場合はアロマの使用はやめましょう。
ゴミ箱には蓋をしましょう
ゴミの匂いに釣られて猫がゴミ箱を漁ってしまう可能性があります。ゴミの中には猫がかじると危険なものがあるため、ゴミに猫が近づけないように蓋つきのゴミ箱を選びましょう。
猫が心地よくなる環境とは?
- 食事の場所を固定する
- 水飲み場を食事と離れた場所に複数つくる
- トイレは食事の場と離し、人の出入りする場所は避ける
- ベッドは静かな場所に置く
- 高いところに登れるように家具の配置やグッズを設置する