猫といっても世界中に様々な純血種がいます。
種類によって見た目や性格、お世話の仕方も様々です。
それぞれの性格や特徴を知り、まずはどのような猫を選べば良いかじっくり考えていきましょう。
猫を選ぶ際のポイント
- 色や模様などの外見や性格など、どのような猫が好きかじっくりと検討してみましょう。
- 猫のお手入れには時間がかかります。あまりお世話をする時間が無い方には長毛種は向いていません。短毛種にしましょう。
- 猫を飼うのが初心者の方は飼いやすい猫を選びましょう。
オス♂にするかメス♀にするか
オスかメスかでも猫の性格は変わってきます。
オスはやんちゃで活発で外交的、しかし甘えん坊なところがあります。人懐っこく、おもちゃで遊ぶのが大好きです。
メスは比較的おとなしくクールな一面もあり、気まぐれで自尊心が強いといわれています。運動量もオスと比較して少なく、飼い主との距離感を上手にとります。
成猫になるとオスの方が体格が大きくなります。メスは体も顔もほっそりしており、しなやかな印象です。
子猫のオス♂とメス♀の見分け方
生後間もない子猫はオスメスの区別がなかなかつきにくいです。見分け方のポイントを紹介します。
オス♂
- 肛門と尿の出口が近い
- 陰嚢のふくらみがある
メス♀
- 肛門と尿の出口の距離が短い
- 陰嚢がない
長毛種にするか短毛種にするか
毛の長い猫を「長毛種」、毛の短い猫を「短毛種」といいます。
長毛種
長毛種はふわふわでサラサラの長い毛をまとっています。
性格がおっとりしていて内気なところがありますが、毎日のブラッシングが必要となります。そのためお手入れに時間をかけられる人に向いています。
短毛種
短毛種は引き締まった体に美しい毛色が密生しています。
短毛種は活発な性格が多いですが、毛のお手入れはそれほどかかりません。あまりお手入れに時間が掛けられない人に向いています。
純血種にするかミックスにするか
先祖が明確で品種として確立している猫を「純血種」といいます。基準を満たしていると公認団体が発行する「血統書」が発行されます。
それ以外の猫は一般的に「ミックス(雑種)」と呼ばれています。純血種同士の交配で、公認されていない猫もミックスと呼ばれます。
純血種の特徴
- 猫種ごとに性格に特徴が出やすい
- 成長後の姿や大きさがイメージできる
ミックスの特徴
- 純血種よりも丈夫で病気にかかりにくい
- 成長後の姿や大きさが予測しずらい
血統書ってなに?
猫の両親や生年月日が記載された書面で、血統を証明するものです。日本のものや世界的な公認団体のものなど、様々な血統書が発行されています。
子猫にするか成猫にするか
子猫から飼い始めるのか、成猫から飼い始めるのか、それぞれメリット・デメリットがあり、自分の生活環境に合った猫を選びましょう。
子猫の特徴
- 活発で好奇心があり、何にでも興味を持ってしまうため、いたずらをしてしまうこともあります
- 消化機能が未熟なので、栄養があり消化のよいフードを与える必要があります。
- 遊んでもらうことが大好きで、遊びながら人とコミュニケーションの取り方を学んでいく
子猫を飼う良さは、可愛らしい子猫の時期を堪能できることです。子猫の成長を毎日楽しみながら生活できるでしょう。しかし楽しい反面、お世話に手間がかかります。トイレや爪とぎ、何度も食事を与えたりと時間がかかります。やんちゃなので満足するまで遊び相手になってあげることも大切です。
成猫の特徴
- 落ち着いてゆったりと過ごすことが多い
- 猫種本来の姿が完成しており、性質も見極めることができる
- 運動不足で肥満になる可能性があり、適度な運動と食事を心がける必要がある
成猫はこまめなお世話が苦手という人にオススメです。トイレなどがしつけされている猫であれば手間も掛かりません。しかし、飼い主に慣れるまでは時間が掛かることもあります。
いろいろな猫を見てみよう
一口に猫といっても模様や顔つき、体型など多種多様です。どんな猫が好みかペットショップなどでいろいろな猫を見てみましょう。猫カフェではより猫とスキンシップをとることができるためオススメです。そこであなたの好みの猫がどんな猫なのか分かってくるかもしれません。