子猫のうちから動物病院に行き、慣れておくことで今後猫を健康を維持するうえで大切です。
猫を動物病院へ連れて行く
猫を迎えたら、まずは猫の健康診断を行いましょう。
猫を受け取った時に気づけなかった病気や、生まれつきの異常が見つかるかもしれません。獣医さんに猫の状態を知ってもらうためにも重要なことです。
定期的な健康診断を行いましょう
猫は体調の悪さをできるだけ隠そうとします。目に見て分かるような不調の様子だと重症になっていることが多いです。定期的に健康診断を受けておくことで病気の早期発見に繋がります。
1歳を過ぎたら基本的に1年に一度は健康診断をしてもらいましょう。
健康診断に持って行くもの
- キャリーバッグ
猫を連れて行くためのキャリーバッグです。
- 猫の日々の記録
日々猫の体重や体温を測っているならその記録を用意します。行動の変化など、気になる点があれば記入しておきます。
- ワクチン接種証明書
ワクチン接種が済んでいれば証明書を持っていきましょう。
- 猫のおやつ
診察が終わった後にあげるためのおやつを用意しておきましょう。これを与えることで猫に病院の良い印象を記憶させましょう。
動物病院での待合室のマナー
人間の病院とは違い、動物病院でのルールがあります。
猫はキャリーバッグから出さない
猫にとって初めての環境で警戒しています。興奮して暴れたりすることもあるため、猫をキャリーバッグの中に入れたまま待ちましょう。
他の動物に触れない
健康な動物だけでなく、病気を抱えた動物もいます。驚かせるだけでなく、感染の危険性もあるため触れることはやめましょう。
検査の流れ
問診
検査の一番最初に行われるので、しっかりと受け答えできるように準備しておき、獣医さんに猫の体の状態を伝えましょう。この問診が猫が健康かどうか分かる一番重要な判断材料となります。
以前どうだったか、現在どう変わったのか具体的に説明すると良いでしょう。
一般的に聞かれるポイント
- 食欲はあるか?
- 排泄に問題があるか?
- 日常の行動で気になる点があるか?
検査
- 体重測定
適正な体重かどうかをチェックします。
- 目のチェック
目ヤニや瞬膜の状態をチェックします。
- 耳のチェック
耳垂れが無いか、掻きむしった後が無いかなどをチェックします。
- 口の中のチェック
舌の状態や、口内炎が無いかなどをチェックします。
歯茎や歯垢の状態をチェックします。
- 肛門のチェック
うんちの異常は肛門の汚れ方でチェックできます。
- 触診
猫の前身を触り、痛みが無いか、しこりが無いかをチェックします。
- 心音
聴診器で心音を聴き、心臓の状態をチェックします。
- 体温
耳に当てて測る体温計などで猫の体温をチェックします。
おやつ時間
検査が終わったら猫におやつをあげ、病院に嫌な記憶を与えないようにしましょう。