水の与え方 猫と暮らす

猫への水の飲ませ方

猫への水の与え方

猫の健康のために、フードだけでなく水もしっかりと与えましょう。水を飲ませないと尿結石などの病気になる可能性があります。

家の中に新鮮な水飲み場を用意し、落ち着いた環境で水を飲めるようにしましょう。

猫が1日に必要な水分量は?

1日に必要な水分量の目安は下記の計算式で求められます。

ドライフードを食べる猫の場合

  • 50 〜 70(ml) × 体重(kg) = 猫が1日に必要な水分量(ml)

ウェットフードを食べる猫の場合

  • 10(ml) × 体重(kg) = 猫が1日に必要な水分量(ml)

例えばドライフードを食べる体重3kgの猫の場合、50 ~ 70(ml) × 3(kg) = 150 ~ 210(ml)となり、1日に150~210mlの水分を摂るのが理想です。

猫に水分をたくさん飲ませる方法は?

猫はもともと砂漠にいた動物のためあまり水を多く飲みません。そのため濃縮した尿を作り出すために腎臓に負担がかかり、年をとると腎臓の病気にかかりやすくなります。病気をふせぐために、上記の必要水分量を満たすために水飲み場を工夫する必要があります。そこで水をたくさん飲ませる方法をご紹介します。

大きめの器に水を入れる

器が小さいと猫のヒゲが当たって水が飲みづらく、水を飲むことを避けてしまう場合があります。大きめで少し深めの器を用意しましょう。

いろいろな場所に水飲み場を設置する

猫がどこにいても水を飲めるよう、1ヶ所ではなく部屋のあちこちに水飲み場を設置すると良いでしょう。あちこちに猫が移動しても、近くに水飲み場があることで面倒くさがらずに水を飲んでくれます。

新鮮な水を常に用意しよう

最低でも1日に2回、夏場は1日3回は水を替えてあげましょう。

食事の回数を増やしてみる

食事の1回量を減らし、与える回数を増やすことで水を飲む回数が自然と増えます。

水に好みの味を混ぜる

猫用ミルクが好きな猫であれば少量を水に混ぜてみましょう。それだけで水を飲んでくれることもあります。ただし猫用ミルクはカロリーが高いため、1日に与えるフード量からミルクのカロリー分を引く必要があります。

竹炭や木炭で水のカルキ臭を抜く or 水を沸騰させ冷ます

猫は水道水のカルキ臭が苦手です。水の中に竹炭や木炭を入れておくとカルキ臭が抜けて飲みやすくなります。また、水を沸騰させて冷ました水でも大丈夫です。

ウェットフードにする or キャットフードにあんかけをかける

なかなか水を飲んでくれない猫の場合、ウェットフードにするか、キャットフード自体に水分を加えるのもオススメです。ササミでとっただし汁に少量の片栗粉でとろみをつけたあんかけをキャットフードにかけて与えてみましょう。

水道水 or ミネラルウォーターどちらが良いの?

基本的にどちらでも大丈夫です。ただし、マグネシウム量が多い硬水のミネラルウォーターは避けましょう。日本のミネラルウォーターは軟水が多いので、基本的に安心して飲ませることができます。

水道水は消毒されているため鮮度が長持ちしますが、ミネラルウォーターは鮮度が落ちやすいため、こまめに取り替えてあげましょう。

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