猫と生活していく中で、猫があなたを困らせる行動をとることがあります。そんなときあなたはどうしていますか?
大声で叱ったりしていませんか?
しかし、その猫の行動はあなたにとっては困る行動でも、猫は何がダメなのか理解できていません。猫の習性によるものから行動しているだけなのです。
それでもどうしてもやめてほしいなら、これからご紹介する方法を試してはどうでしょうか?
猫が困った行動をとるときの対処方法
タイトルに「猫の叱り方」と書きましたが、猫を叱ってはいけません。猫は気ままな動物なので、犬と違ってしつけることが出来ないのです。叱ったり大声で怒鳴りつけたりすると猫はあなたに対して恐怖を抱くようになり、心を閉ざす可能性があるため気をつけましょう。
猫に困ったことをされたときは以下の方法を試してみましょう。
ゴミ箱を漁る
猫は犬などと同じように嗅覚が発達している動物です。匂いの強いゴミ箱に興味を示すことは当然のことです。
蓋つきタイプのゴミ箱に交換する
ゴミ箱を漁って欲しくないなら匂いが漏れないような蓋つきタイプのゴミ箱に替え、猫が中に入れないようにしましょう。
クッションなどをかじる
遊び感覚でクッションをかじったり、ストレスから物をかじることがあります。
猫だましで驚かす
両手でパンッと大きな音を立て、猫を驚かせましょう。その間に物を猫から遠ざけ、近寄れないようにしましょう。
食事中にテーブルに乗る
食事中にテーブルに飛び乗ってくるのは、食事の匂いに猫が反応するためです。猫は嗅覚が優れているため、何の匂いか確認しようとします。
しかし人間の食事は猫にとって危険なものがあるため、猫を食事から遠ざける必要があります。
霧吹きで水をかける
猫は濡れるのが嫌いなため、霧吹きで水をかけましょう。テーブルに乗ると水をかけられると記憶し、飛び乗ってこなくなります。
夜中に走り回る
猫は夜行性の動物なので夜になると元気になります。昼間の時間に遊び足りなかったのかもしれません。
寝る前にとことん遊んであげる
猫が心ゆくまで遊んであげましょう。運動をしっかりすることで疲れ、ぐっすりと眠ってもらえます。
噛み付いてくる
特に子猫は甘噛みが分からないため、遊びに夢中になって噛んでいるだけかもしれません。
噛まれるたびに「痛い!」と言う
あなたが痛い!と言うことで、噛むと大きな声が返ってくると分かります。猫は大きな声を出されるのが嫌なので、強く噛まないようになります。
絶対にしてはいけない叱り方
- 大声を出す
猫を大声を出されるのが嫌いなので、あなたが大声を出すとあなたのことを嫌いになってしまうかもしれません。大声を出すのはやめましょう。
- 体罰
痛いのはどの生き物でも嫌いです。体罰をすることで困った行動を取らなくなるかもしれませんが、同時にあなたのことも嫌いになり、心を閉ざしてしまいます。
- キャリーバッグに閉じ込める
キャリーバッグ自体を嫌いになる可能性があり、どこにも行きたがらなくなる可能性があります。動物病院に連れて行きたくてもキャリーバッグから逃げてしまうことになるためやめましょう。